「すべての社員に陽の当たる会社」を目指して
昨今の世界情勢は、まるで時代の移り変わり目のように、激しく変化しています。AIをはじめとする最先端技術は目まぐるしく進化と成長を続け、地球環境の保全に向けた様々な取り組みや、不安定な貿易摩擦や地政学的なリスク、技術発展と共にさらに重要視される情報セキュリティ、人権問題を含むコンプライアンスへの再理解など、ときに従来の価値観や感覚を無視するほどの速さで、時代は移り変わっています。私たち企業は、こういった変化の機微に対して、敏感に柔軟に対応し、変化し続けていくことが重要です。
しかし、このように変化の激しい時代においても、変わらないものもあります。当社は、創業者が目指したこの想いと、この想いを表した「旭陽」という社名に相応しくあるため、常に顧客の望む先を提供し続け、事業の成長を目指すと同時に、常に働く人たちの幸せを追求することに努め、地域に美しい未来を創造していくことを続けています。これは会社と社会の循環であり、働く人たちの幸せや地域の住みやすさは、事業の成長に繋がります。この「哲学」は、恐らく今後も変わることはないでしょう。
会社の変化とは「変わらない哲学」をもとに、時代の流れに合わせて、会社機能を変化させていくことです。その中において、当社の役割は顧客や社内、地域や社会の人々が自らの未来を描きたくなるようなきっかけをつくり続けること。変化を恐れる必要はありません。不確定な未来を恐れる必要もありません。常に考え、悩み、動き、ときに休み、今を精一杯楽しみながら生きる。私たちは、私たちと係る多くの人たちと共に、「未来に悩み、今を楽しむ」ことを続けて参ります。今後とも多くの皆さまと共に、楽しみながら今の時代を生きていければと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
旭陽電気株式会社
代表取締役社長
金山 雄一郎
KANAYAMA YUICHIRO